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はけ アイコン古書画洗い・表具(仕事の紹介)

はけ アイコン御朱印帳作りと掛け軸表装 > はけ アイコン家系図を作り直す > ページ内リンク:はけ アイコン修復事例 > はけ アイコン修復のプロセス >

掛軸・屏風・衝立(ついたて)・額など、染みやカビで汚れた古書画を洗浄・仕立て直し致します。
いわば、家に伝わる「思い出の品」をリフォームする作業です。額装もできます。
「思い出の品」が一段と美しくよみがえります。

はけ アイコン修復事例  --画像はクリックで拡大拡大アイコン

●小泉純也氏の書の修復例
   元総理大臣小泉純一郎氏の父親で元防衛庁長官による書(個人所有)。

<修復前>
小泉純也氏の書 修復前

<修復後>
小泉純也氏の書 修復後

●掛軸(洗い・仕立て直し)の修復例
   汚損・破損個所の多い掛軸を、洗い・仕立て直しをして修復。

<修復前>
掛軸修復前

<修復後>
掛軸修復後

●掛軸(洗い・仕立て直し)の修復例

<修復前>
掛軸修復前

<修復後>
掛軸修復後

●金屏風の修復例
   りっぱな金屏風を修復させていただきました。金箔も当店で張替えました。

<修復前>
金屏風の修復前

<修復後>
金屏風の修復後

<修復前>
金屏風 破れのある部分

<修復前>
金屏風 扇の部分

<修復後>
金屏風 扇の部分の修復後

●裂地張り込み手芸品屏風の修復例
   金の砂子に手の込んだ裂地張り込みの手芸品の屏風を、修復させて
   いただきました。裂地を一旦はがして、下地を張ってからまた張り込む
   という根気のいる仕事でした。

<修復前>
裂地張り込みの手芸品の屏風 修復前

<修復後>
裂地張り込みの手芸品の屏風 修復後

はけ アイコン御朱印帳作りと掛け軸表装  --画像はクリックで拡大拡大アイコン

【 御朱印帳を作る 】
一般に廻られます霊場巡りには、掛け軸にする台紙が用意されておりますが、ご自分の意図する霊場巡りを致しますお方もおられます。
そのために、オリジナルの御朱印帳を作りました。回り終わったら掛け軸にするためです。薄い和紙で間紙を入れて和綴じで作りました。

オリジナルの御朱印帳

薄い和紙で間紙を入れた和綴じ

【 掛け軸に表装 】
巡り終わりましたら、解体し一枚の大きな本紙として、ご指定通り繋ぎ合わせて金襴佛表装いたしました。

繋ぐ順番を検討
繋ぐ順番を検討

実際の御朱印を仮に並べる
実際の御朱印を仮に並べる

完成直前の状態
完成直前の状態

はけ アイコン家系図を作り直す  --画像はクリックで拡大拡大アイコン

ばらばらになってしまった紐綴じの過去帳(家系図)を作り直しました。
巾がまちまちなので、上下に縁を足して巾を揃えて裏打ちして、新たな表紙を造り元の外題を貼り、和綴じでしっかりと綴じました。

1

依頼された時の状態
巾がまちまちであり、紙も傷んでいる状態でした。

依頼された時の状態

2

紙の裏打ち
紙も傷んでいるため、最初に紙の裏打ちをします。

紙の裏打ち

3

上下に縁を足す
紙の巾を揃え、補強にもなります。

上下に縁を足す

4

紐綴じ前の状態
紙のサイズが揃い縁も付けて補強されて、紐綴じ前の状態です。

紐綴じ前の状態

5

完成した状態
新たな表紙を造りましたが、元の外題を貼ってオリジナリティを大切にしました。

完成した状態

はけ アイコン修復のプロセス  --画像はクリックで拡大拡大アイコン

古書画の修復を順を追って説明します(横浜市保土ヶ谷区Y様ご依頼の古軸)。

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修復前の状態
非常に古い掛軸で本紙は折れが多く、写真等で現状を繊細に記録してから作業しました。

修復前の状態1 修復前の状態2 修復前の状態3

1

修復の過程
古い裏打紙をすべて取り除き、新たに裏打ちをして乾燥。洗い桶に平にして、水に浸す。

洗い桶に平にして、水に浸す

2

修復の過程
薬品にて汚れを浮し洗い流す、非常に神経を使う所です。

薬品にて汚れを浮し洗い流す

3

修復の過程
洗い終ると字が浮き上がって来る。

洗い終ると字が浮き上がって来る

4

修復の過程
乾燥させた後、本紙の切れている所に、和紙を細かく切って張り補強する。この状態で、約200本以上張り込んである。

和紙を細かく切って張り補強

5

修復の過程
先に用意してある裂地を切り継ぐ。これで仕上りの型が解る。

先に用意してある裂地を切り継ぐ

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修復完了
巾を決め総裏打ちをして、1か月程自然乾燥させた後仕上る。汚れや折れが無くなり、また100年先まで安心です。

修復完了

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